結婚指輪の歴史とは?大阪のジュエリーのプロが解説します!
●はじめに
みなさん、こんにちは。左手の薬指にキラキラとした存在感を放つ結婚指輪。結婚指輪を身につけることは、女性の憧れですよね。
今では「結婚といえば指輪」と思うほど、結婚指輪の存在は当たり前になっています。
しかしながら、そんな結婚指輪はいつ誕生し、いつから身につけられるようになったのでしょうか?
少し疑問に思いませんか?
そこで今回は、結婚指輪の歴史についてご説明いたします。
●結婚指輪の歴史
実は、結婚時に指輪を贈るという行為は紀元前1世紀頃に生まれました。
当時の結婚は、物品や金銭を贈ることで嫁を引き取るという「売買婚」でした。
そのため、紀元前一世紀頃の指輪には、お金を払った証という意味合いがあり、花嫁の父親に指輪を渡していたそうです。
しかしながら、ここでの指輪はあくまでも売買契約の証であり、現代の結婚指輪と意味合いとは違うため、結婚指輪とは言い難いですよね。
では、現代の意味合いを持った結婚指輪が誕生したのはいつ頃かというと、9世紀頃です。
つまり、9世紀頃から指輪は永遠の絆や愛を象徴するものと変わっていき、現代の意味合いを持つ「結婚指輪」が誕生したのです。
「結婚指輪」をはじめて身につけたのはローマ教皇ニコラス一世と考えられます。
ニコラス一世は、「婚約発表には婚約指輪が必要である。夫となるものは高価で経済的な犠牲を払わなければならないような指輪を将来の妻に贈るべし」という決まりを作り、自ら「結婚指輪」というものはじめて身につけました。
そして、ニコラス一世のおかげで、周りの貴族にも「結婚指輪」というものが広まっていったと考えられています。
また、11世紀頃には花婿と花嫁が結婚指輪を公の儀式で交換するようになりました。
つまり、現代でいう結婚式での新郎新婦の指輪の交換が、11世紀には行われていたのです。
1027年には「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に銀の指輪を交換している」という記録も残されています。
そして、13世紀になると、これまでは貴族の間にしか身につけられていなかった結婚指輪が、一般の人々の間にも広まって身につけられるようになりました。
●さいごに
結婚指輪には古代ローマ時代から続くとても長い歴史が存在します。
古代ローマ時代から身につけられていた結婚指輪が、現代の私たちにも伝わり、今も身につけられているなんてとてもロマンチックなことですね。
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