『キクヤ通信』24号 『疾風ロンド』東野圭吾
大阪の八尾でジュエリーリフォームといえばキクヤ!
こんにちは!
キクヤ通信、本のコーナーです。
毎月、気になる本の感想文を書いてます。
今回は東野圭吾の最新作のご紹介。
『白銀ジャック』に続く雪山シリーズ。
私をスキーにつれてってが頭に浮かぶのは年齢のせいですね…。
『キクヤ通信』24号 2014年1月発行
◆◇◆雪山に行きたくなってしまいます◇◆◇
『疾風ロンド』東野圭吾
作者の雪山好きは有名で、近作はそこに対する愛情にあふれたお話。
タイトルのロンド(輪舞曲)からわかるように雪山を支える様々な人々が登場します。
スノーボードに夢中の中学生、学生時代以来のおじさん、スキーを楽しむ家族、大会で入賞を目指す選手、パトロール隊、地元の子供達などそれぞれの雪山の楽しみ方、かかわり方とってもいい。自然と生きていく、みんなでいいゲレンデを作っていくという姿勢は実際に行われていることなんでしょうね。
そしてなんといってもパウダースノーをすべりおりる疾走感は痛快の一言につきます。
ここで起こる事件、甘酸っぱい初恋、抜けてる主人公などなど他にも見所がいっぱい。
最後に僕でもいってみたいなぁと思わせてしまうところはすごいと思います。