30年続く宝石屋の二代目のブログ。
お店で起こったことや最近の楽しみを書き綴ります。ちょっと覗いてみてください。
大阪の八尾でジュエリーリフォームといえばキクヤ!
こんにちは!
キクヤ通信、本のコーナーです。
毎月、気になる本の感想文を書いてます。
今回は半沢直樹の最新作のご紹介。
ドラマも面白かったですが、原作も負けてい
ません。これを期に他の池井戸作品も
読んで見ると面白いですよ。
個人的には『シャイロックの子供達』が
好きです…。
『キクヤ通信』23号 2013年12月発行
◆◇◆多分、みんなが一番読みたい本◇◆◇
『ロスジェネの逆襲』池井戸潤
今年を締めくくるにふさわしい作品。大ヒッ
ト作『半沢直樹』の続編。衝撃の展開で東京
セントラル証券に出向した半沢は鋭い洞察眼
と行動力でバリバリ働いています。しかもI
Tベンチャーの巨額買収で古巣東京中央銀行
との全面対決に打ってでます。ワクワクしま
すね。今回はバブル世代に対してロスジェネ
世代の台頭が物語の中心。買収先も取引先も、
部下も僕と同世代(30代後半)が大活躍。
もちろん渡真利さんも都合のいい情報をな
がしてくれます(一番、飛ばされそう…)。
僕は全部本で読んだのですが、原作ではこの
3作目が一番面白いと思います。まぁとにか
く痛快、水戸黄門みたいです。いったい悪代
官はだれなのか?あの興奮がそのまま本の中
で展開します。すぐに映像化されると思いま
すが。読んで色々想像してから見るのも楽し
いですよ!是非、年末年始にお楽しみください
大阪の八尾でジュエリーリフォームといえばキクヤ!
こんにちは!
キクヤ通信、本のコーナーです。
毎月、気になる本の感想文を書いてます。
今回は東野圭吾の最新作のご紹介。
『白銀ジャック』に続く雪山シリーズ。
私をスキーにつれてってが頭に浮かぶのは年齢のせいですね…。
『キクヤ通信』24号 2014年1月発行
◆◇◆雪山に行きたくなってしまいます◇◆◇
『疾風ロンド』東野圭吾
作者の雪山好きは有名で、近作はそこに対する愛情にあふれたお話。
タイトルのロンド(輪舞曲)からわかるように雪山を支える様々な人々が登場します。
スノーボードに夢中の中学生、学生時代以来のおじさん、スキーを楽しむ家族、大会で入賞を目指す選手、パトロール隊、地元の子供達などそれぞれの雪山の楽しみ方、かかわり方とってもいい。自然と生きていく、みんなでいいゲレンデを作っていくという姿勢は実際に行われていることなんでしょうね。
そしてなんといってもパウダースノーをすべりおりる疾走感は痛快の一言につきます。
ここで起こる事件、甘酸っぱい初恋、抜けてる主人公などなど他にも見所がいっぱい。
最後に僕でもいってみたいなぁと思わせてしまうところはすごいと思います。