『下町ロケット』池井戸 潤を読んだ
大阪の八尾でジュエリーリフォームといえばキクヤ!
これは泣けた…。
ロケットエンジン開発を手がけていた佃は
実験失敗の責任を取って研究所を去ります。
実家に戻った彼は父親が作った下町工場で会社経営をすることに。
一流の技術を生かしながら、
新製品を開発し売上を順調に伸ばしていくのですが…。
大手取引先からの取引停止や、
銀行の取引打ち切り、特許訴訟。
次々とトラブルがやってきます。
会社って?夢って?悩みながら佃が出した答えとは?
脇役もかなりいい味だしていて、
銀行からの出向社員のまじめ人間『殿山』や
技術系裁判のプロ『神山』等など魅力的な登場人物がいっぱいです。
だれでも感動するものではないと思いますがどうしても
、男、仕事、情熱、挫折、のお話を読んでいると、
目頭が熱くなってしまいます。
前に進むパワーをくれる『下町ロケット』。
オススメです。
作者の外の本も読んでみたくなりました。